令和金属工業株式会社 REIWA KINZOKU KOUGYOU Co.,Ltd.

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About鉛精錬について

自然と調和する環境に優しい選択

使用済みバッテリーを回収し、限りある資源の鉛を再生製錬します。
鉛精錬(えんせいれん)とは、鉛(Pb)を鉱石やスクラップなどから精錬し、純度の高い鉛を取り出すプロセスを指します。このプロセスは複数の段階を経て行われ、鉛鉱石(主に方鉛鉱:PbS)などから鉛を抽出します。再生鉛を新たに納品することで、資源の循環に貢献しています。

Process廃バッテリーから高純度の鉛を作る

廃バッテリーから高純度の鉛を取り出すためのプロセスは、鉛蓄電池に含まれる鉛化合物や他の成分を分離し、精製して純度の高い鉛を得ることが目的です。以下は、一般的なプロセスの概要です。

01廃バッテリーの解体

廃バッテリーはまず分解され、鉛、酸、プラスチックなどの成分を分けます。特に鉛蓄電池では、鉛極板、電解液(硫酸)、プラスチックケースが含まれています。

バッテリーに含まれる鉛は、主に硫酸鉛や酸化鉛といった化合物を分離し、で炉に入れ、高温で加熱します。還元された鉛は不純物を含んでいることが多いので、精製が必要です。
鉛を溶かしてから精錬し、酸素や酸化物を除去して高純度の鉛を得ます。

02鉛の精錬

03最終製品の生成

最終的に精製された鉛は、インゴット(精製した鉛を鋳形に流し込んで塊にしたもの)の形で再利用され、鉛蓄電池やその他の鉛を使用する製品に再加工されます。

中和処理は、鉛をリサイクルする過程で発生する有害な副産物を無害化するための設備が必要です。
中和処理では、廃棄物を酸やアルカリ剤を使用し、安定した化合物に変換することで、有害物質の溶出を防ぎます。
中和処理により、環境への負荷を最小限に抑えつつ、再利用可能な鉛を製造することが可能になります。

04中和処理設備

廃バッテリーから鉛ができるまでフローチャート

フローチャート図

再生鉛製品の形状と品質再生鉛製品

弊社は、環境に優しい再生鉛製品の販売を行っております。
再生鉛は、廃鉛をリサイクルして再利用した製品で、資源の有効活用と環境負荷の軽減に貢献します。
バッテリー、配管、放射線防護など、幅広い用途に対応する高品質な再生鉛を提供し、コストパフォーマンスに優れた、安全かつ信頼性の高い製品を製造しております。
持続可能な社会の実現に向けて、再生資源の活用をお考えの企業様をサポートいたします。

大きさ:奥行600mm×幅940mm×高さ480mm
重量:約2,000kg

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